富山県立大学の学生団体COCOS(ココス)が中心となって制作した「なんとSDGsボードゲーム」が完成し、6月8日(水)、市長へ完成報告を行いました。

この取り組みは、2030年の社会を担う若い学生の観点から、SDGsの普及啓発につながる連携した取り組みができないかと考え、包括連携協定を締結する富山県立大学に相談して実施したもの。
地域と共に考えて活動する学生団体「COCOS」が中心となり、同大学地域協働支援室やなんと未来支援センターの各職員などがアイデアを出し合い、制作を進めました。

ゲームではサイコロを振ってコマを進め、マスに書いてあるSDGs関係の内容に従って「人材とお金」のチップを獲得していきます。途中、集めたチップを使って南砺に関係するプロジェクトを実行するなど、楽しみながら地域の取り組みやSDGs17のゴールについて学ぶことができます。また、ボードには南砺のお祭りや農産物のイラストが描かれているほか、市内産のスギ材から制作したコマやサイコロ鉛筆もキットに取り入れるなど、南砺らしいゲームとなっています。

この日は、制作に携わったCOCOSのメンバーや関係者が市役所を訪問。COCOSの平野勇心代表は「とてもいいものになった。遊んでもらうことで、たくさんの方がSDGsと南砺市の魅力に触れてほしい」と述べ、武田尚恭副代表は「いろいろな人と話し合って作ったゲームが形になったのが嬉しい。SDGsの認知度がまだ低いので、南砺市の皆さんに広めてほしい」と話していました。
その後、COCOSのメンバーと市長でゲームを体験。みんなで楽しみながら、ゲームの出来ばえを確かめました。

このゲームは今後、市内全ての小・中・義務教育学校や図書館に配付するほか、各団体などで体験いただけるよう貸し出しも行う予定です。

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