南砺市と包括連携協定を締結している富山国際大学の授業「地域づくり実習」のフィールドワークが、南砺市で実施されています。8月22日(月)、5つの学生グループが市内の事業所を訪問し、取組に関するヒアリングを行いました。

この授業は、地域のさまざまな組織へのヒアリングや地元の方との討論などを通して課題を考え、その課題を解決するための手段や対策についてSDGsの観点も取り入れて提案していくもの。昨年に引き続きSDGs未来都市に選定されている南砺市を舞台に、現代社会学部の1年次在学生約120名が22グループに分かれて活動しています。

この日訪問した事業所のうち、ジソウラボでは、井波のまちなかを歩きながら島田優平代表理事より同団体が目指すまちづくりについて話を聞きました。空き家を改修してオープンしたお店や実際に空き家を改修している現場などを見学し、空き家を活用した地域活性化について関心を寄せていました。
また、だれでもハウスめぐみを訪問したグループでは、同施設を運営されている木下三喜子さんより、取組内容や施設運営にかける想いを聞きました。学生からは積極的に質問や提案が出るなど、木下さんとの対話を通してより良い施設運営について考えました。

今後、フィールドワークの内容を踏まえた南砺市や事業所への提案を検討し、10月には関係者を招いた提案発表会を開催する予定です。

     

空き家を改修してオープンしたパン屋を見学     訪問先で真剣に話を聞きました
(ジソウラボ訪問グループ)          (だれでもハウスめぐみ訪問グループ)

 

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