全国の有志と連帯し地域活性化の輪を広げる「ローカルサミットNEXT in 南砺」が10月26日(土)・27日(日)に城端地域で開催され、全国から集まった参加者の皆さんが、基調講演や分科会などを通して「一流の田舎」をキーワードに、南砺市が目指す将来像について考えました。
26日は、城端別院善徳寺を会場とし、基調講演、分科会、懇親会が行われました。基調講演では日本総合研究所の藻谷浩介主席研究員が、都会と比べて豊かな自然に囲まれた環境で生活することの優位性について話し、そこに暮らす理由を堂々と説明できる人々が住んでいるのが「一流の田舎」であり、「なぜここを選び、暮すのか、住んでいる人の“住む理由”を良いものにして行こう!」と呼び掛けました。また、田中市長は市の「エコビレッジ構想」や「SDGs未来都市」などの取り組みについて説明しました。
分科会では、「世界に誇る一流の田舎」をメインテーマに、農業や芸術、観光、ITなど10の分野に分かれ、市内の関係者や市外の有識者を中心に意見交換が行われました。
27日は、会場を南砺市伝統芸能会館「じょうはな座」に移して、各分科会からの報告や分科会報告を踏まえた大討論会が行われました。最後に島田優平実行委員長が、今回のローカルサミットで話し合われた内容を取りまとめた「南砺幸せなSDGs志民憲章」を田中市長に提案しました。
今回のローカルサミットNEXT in 南砺の開催が、エコビレッジ構想のさらなる深化やSDGsの取組を推進していくための大きな原動力になったように思います。今後も南砺市エコビレッジ構想にご注目ください!