令和7年度富山国際大学「地域づくり実習」最終報告会を開催しました!

11月16日(日)、南砺市と包括連携協定を締結する富山国際大学による授業「地域づくり実習」の報告会が南砺市役所大ホールで行われ、学生が市内の事業所やまちづくりに関するアイデアを発表しました。

この授業は、地域のさまざまな組織へのヒアリングなどを通じて課題などを発見し、SDGs(持続可能な開発目標)の観点を踏まえて「もっとこうしたら事業所や地域が良くなる」といった提案を発表するもので、令和2年度から始まり、今年で6年連続6回目の開催となりました。現代社会学部の1年生約100名が14のグループに分かれて、9月下旬に市内でのフィールドワークを行い、学生目線のアイデアを考えました。

約半年の成果を披露する場となったこの日の報告会では、各グループ代表者が発表を行い、会場での一般聴講者のほか、希望する市民がオンライン視聴の形で参加。各グループの提案発表を、同大学の高木利久学長、佐藤悦夫現代社会学部長、齊藤副市長、山田総合政策部長が審査しました。

発表では、学生ならではの視点を生かし、南砺市の柿の活用や、観光地への集客、市内事業者の活動PRといった課題に対し、斬新で新しいアイデアが次々と発表されました。

最優秀賞は、「子供に安心を!親が学ぶ子育てアプリ!」を提案したグループが受賞しました。同グループは子育て支援や高齢者の交流拠点である『誰でもハウスめぐみ』が抱える課題点に対し、アプリ開発という解決策を提示してくれました。子育てQ&A機能やイベント情報の発信、県外からの利用を促進する予約システムなど、実用性の高い多くのアイデアを披露しました。

発表を終え齊藤副市長は、「若者ならではの楽しく面白い提案をたくさん聞けました。取り入れられそうなアイディアは、事業者のみなさまと協力して今後に活かしていきたい。」と講評を述べました。

<審査結果(カッコ書きはフィールドワークで訪問した事業所)>

■最優秀賞
子供に安心を!親が学ぶ子育てアプリ!(誰でもハウスめぐみ)

■優秀賞
なんと立派な人力車(ジソウラボ)

■特別賞
花で華やかに(合掌かずら)
SAITO-GUMIをSAIKO-GUMIに!(斉藤組)

■ブラッシュアップ賞
ナントかなる!南砺市(南砺市観光協会)

■ノミネート賞
みんなに知ってもらおう!チューモクの家(チューモク)
サッカーで交流を盛んに!(南砺市友好交流協会)
ポマース、使いマース(トレボー)

当日プログラム