SDGsの観点を取り入れた富山国際大学「地域づくり実習」報告会を開催

11月1日(日)、南砺市と包括連携協定を締結している富山国際大学の「地域づくり実習」の報告会が南砺市地域包括ケアセンターで行われました。今年度は、SDGsの推進に取り組む南砺市が実習地域として選ばれ、現代社会学部の1年生114名が24グループに分かれて市内でフィールドワークを実施。訪問先事業所でのヒアリングなどで課題を洗い出し、グループワークを通してまとめた解決策が発表されました。

報告会では各グループの代表者が、若者の目線で考えたアイデアを次々発表。富山国際大学の高木利久学長や田中市長らが発表内容や提案の実現性、ユニークさなどの観点から審査を行いました。最優秀賞に選ばれたグループは、木質ペレットの購入に対して市内の協力店で使えるポイントをつける「ペレットマイレージ」を提案。環境にやさしい木質ペレットの普及と市内経済の活性化の2つを同時に解決できるアイデアです。

発表した学生の皆さんからは「インターネットの検索では分からなかったが、現地訪問でお話をお聞きしたことではじめて分かったことが多くありました」などといった感想が聞かれました。

審査結果

最優秀賞
「ペレットマイレージでWin-Win!」

優秀賞
「南砺市でなんとしても松井機業を広めよう」

ノミネート賞
「小中学生にSDGsを浸透させるには」
「Casaで学んだこと」
「木質ペレット周知啓発計画」
「若者をターゲットとした福光の新商品でアピール」
「農業を活用した道の駅の発展について」
「女性の社会進出&New food culture」

ブラッシュアップ賞
「南砺の魅力再発見‼次世代に向けた新たなイノベーション」