南砺市と連携し、SDGsの推進に取り組む富山国際大学では、毎年、現代社会学部1年次の必修科目として「地域づくり実習」を行っています。この実習では、学生グループが市内の企業や団体を訪問し、課題や要望を聞き取り、その解決や実現につながるアイデアを考えて提案・発表しています。
今回、6月22日(日)に道の駅福光で開催された「第17回だまし川のほたるとかっぱ村祭り」では、昨年度の地域づくり実習で最優秀賞を受賞した学生グループの提案「なんと!カッパで活発まちづくり」の中から、「かっぱカレー」が地域の協力を得て実現し販売されました。
南砺の逸品であるなんとポークや地元の野菜をふんだんに使用した「かっぱカレー」は、味はもちろんのこと、シソの葉やキュウリ、ゆで卵などでかっぱの顔をデザインしたユニークでかわいい見た目も好評を博し、用意した約50食が2時間ほどで売り切れました。
当日は学生6名が参加し、「かっぱカレー」の販売接客に加え、ちびっこ向け版画教室のサポートも担当。会場全体に賑わいと温もりをもたらす役割を果たしました。
南砺市では今後も富山国際大学との連携を深めながら、「地域づくり実習」を通じて学生たちの斬新なアイデアと地域との交流による持続可能なまちづくりを推進してまいります。



