なんとSDGsパートナー「NANTO AGE」の活動紹介 ~富山国際大学で南砺市の企業を紹介する授業を実施~

南砺市内の企業への若者の就業促進を目指す団体「NANTO AGE(ナント・アゲ)」が、富山市にある富山国際大学東黒牧キャンパスにて、大学2年生を対象とした交流授業を実施しました。テーマは「地域課題」や「働く意味」であり、学生が地域の現状や未来像について深く考える貴重な機会となりました。

NANTO AGE ロゴマーク

授業では、「NANTO AGE」のメンバーが南砺市の地域構造や、高齢化が進む市内中小企業の現状について詳しく解説しました。その後、SDGsカードゲーム「クロス」を用いて、学生たちは地域課題解決に向けたアイデア出しや議論をグループで行いました。このゲームは、「貧困」「人権」「教育」「ジェンダー」「エネルギー」「平和」「気候変動」など、多様な社会課題に対して、「ファッション」「お笑い」「人工知能」「学校」など様々なリソース(資源)を活用しながら解決策を考えるものです。

授業後半には、市内で運輸業や建設業などを営む経営者がゲストとして登壇し、自身の事業内容や直面している課題について具体的に説明されました。これらの話を受けて、学生たちは「若者に選ばれる企業」や「自分が働きたい理想的な環境」をテーマに積極的な意見交換を行い、自らのキャリア形成について深く考える時間となりました。

■THE SDGsアクションカードゲーム「クロス」
このゲームは、「貧困」「人権」「教育」「ジェンダー」「エネルギー」「平和」「気候変動」など、多岐にわたる社会課題に対して、「ファッション」「お笑い」「人工知能」「学校」など多彩なリソース(資源)とともに解決アイデアを創出します。SDGsや社会課題への理解だけでなく、それら問題への具体的な解決策づくりも楽しみながら学べる内容となっています。
南砺市では、「クロス」を活用した出前講座も実施しています。地域や企業の研修等でぜひご利用ください。