合掌造りを未来へ繋ぐ!遊部自治会が茅刈り活動を実施!

令和7年10月25日、秋晴れの穏やかな陽気の中、遊部自治会(なんとSDGsパートナー)が遊部入会地の茅場で茅刈り活動を実施しました。

今年で11回目を迎えるこの取組には、地域住民に加えて北陸銀行や明治安田生命の参加者らを含む総勢70名が集まり、手際よく茅の刈り取り作業が進められました。

2015年から始まったこの活動は、五箇山の合掌造り家屋の屋根に使用される茅の確保を目的としています。かつて雑木林だった場所が、住民の長年の管理によって約3,000平方メートルの広大な茅場へと整備されました。

遊部茅場造成推進会の片岸会長は「今年は合掌造り集落の世界遺産登録30周年の節目であり、その保存継承に貢献できることを誇りに思います」と述べました。

地域の方々の温かな思いと、企業の皆様のご協力が結びつくことで、五箇山の美しい景観と大切な文化資源が未来へと受け継がれていきます。今後もこの貴重な活動が続けられるよう、引き続きのご支援・ご協力をお願いいたします。