環境省は、低炭素社会、循環型社会を目指し、環境活性化を図るモデル地域として、全国17都市を選定した。
南砺市を含む呉西6市による森林保全と富山湾の藻場回復の循環構築を目指す構想が指定を受けた。
山から海に至る広大なエリアで、木質バイオマスエネルギー活用を軸に森林保全の仕組みづくりを目指すもので、森林資源に加え市内製材所から出る製材くずや福光バット製造で生じる木くずを利活用し、木質固形燃料を製造、県西部全域に流通させ、森林活性化と共に化石燃料からの転換を通じてCO2の排出量を削減する。
木質燃料のペレット製造・販売を軌道に乗せて、森林保全・管理の適正化につなげ、庄川・小矢部川の水質向上、富山湾の藻場機能の回復へと波及効果を目指す。