10月16日(金)、南砺市はSDGs(持続可能な開発目標)の推進に向けて、株式会社富山銀行と包括連携協定を締結しました。
南砺市は、従来から取り組んできたエコビレッジ構想などの内容が評価され、令和元年7月にSDGs未来都市に選定されました。また、SDGs未来都市の中でも先導的な取り組みとして、自治体SDGsモデル事業にも選定されています。
今回、SDGsの推進に取り組む富山銀行との包括連携協定により、地域が抱える課題やニーズに対応した持続可能な地域社会の実現に寄与することを目的として、緊密に連携を図りながら「地域における産業の振興並びに雇用の維持及び拡大に関する事項」「起業支援による地域経済の活性化に関する事項」など7項目について連携していきます。
協定締結式では、富山銀行のマスコットキャラクター「Bankenトミー」と南砺市のキャラクター「NANTOくん」が見守るなか協定書に署名。田中市長は「これまでも連携した取組みを行ってきましたが、正式に連携できたことは非常に意味が大きいと考えます。南砺幸せ未来基金や小規模多機能自治などの取組みにご協力をいただき、銀行と市がWinWinの関係になればよいと思います」とあいさつしました。また富山銀行の中沖代表取締役頭取は「技術やノウハウを持つ企業が南砺市には多いと思います。銀行ではSDGsにおける9番目のゴール『産業と技術革新の基盤をつくろう』が重要と考えており、協定締結を機に、さらにSDGsを推進していきたいです」と仰っていました。