包括連携協定を締結する富山国際大学に協力いただき、小学生向けSDGsリーフレットと転入者向けクリアファイルを制作しました。3月1日(火)学生と指導教員が市役所を訪問し、完成を市長に報告しました。
富山国際大学と南砺市は2015年10月に包括協定を締結し、連携した取り組みを実施。今回、小学生向けのSDGsリーフレットと、市へ転入される方向けのクリアファイルのデザイン制作について南砺市から同大学へ協力を依頼し、作成を進めました。
SDGsリーフレットはA3サイズ二つ折りの4ページ構成。1,2ページにはSDGsの概要や17のゴールについて、小学生が理解しやすい言葉で説明しています。また3,4ページには17のゴールについて児童に考えてほしいことなどを「ミッション」として掲載。全てのミッションに取り組んで用紙を提出すると、オリジナル缶バッジがもらえる仕組みです。
また、クリアファイルはA4用紙が入るサイズで、市内企業の協力も得て制作。南砺市へ転入された方の日常生活で、あると便利なアプリやサイトなどを紹介する内容となっています。
この日はデザインを制作した子ども育成学部4年の飯田千晴さんと、同大学地域交流センター長の村上満教授が市役所を訪問しました。飯田さんは「SDGsリーフレットは小学校教育を学ぶ学生にも協力してもらい、見るだけでなく自分から発展的に使ってもらえるよう配慮した。またクリアファイルは、さまざまな人に見ていただくことを考え、色遣いの調整やユニバーサルデザインを心掛けた」とポイントを説明。田中市長は「新しい発想が多く、デザインも非常に良い」と絶賛していました。
SDGsリーフレットは今後、小学校を通じて市内全ての3~6年生(令和4年度の学年)に配付します。また、クリアファイルは3月2日から市内全ての市民センターで、転入の手続きをされた方にお渡しします。
関連リンク:富山国際大学ホームページ