8月28日(月)~31日(木)、南砺市と包括連携協定を締結している富山国際大学の授業「地域づくり実習」のフィールドワークとして、南砺市内の15事業所に訪問します。

この授業は、地域のさまざまな組織へのヒアリングや地元の方との討論などを通して課題を考え、その課題を解決するための手段や対策についてSDGsの観点も取り入れて提案していくもの。昨年に引き続きSDGs未来都市に選定されている南砺市を舞台に、現代社会学部の1年次在学生約120名が20グループに分かれて活動しています。

8月28日(月)は5事業所を訪問し、子どもの居場所づくりに取り組むFunny’s Kitchenでは、お店を運営する大河原晴子さんより、子どもたちに無料で食事を提供するフードリボンプロジェクトの取り組みや子どもも親も安心できる空間となるよう配慮された店内のこだわりなど、活動への想いをお話いただきました。学生からは施設運営にボランティアとして協力したいとの声も出るなど、取り組みに関心を寄せていました。

チューモク㈱を訪問したグループは、富山県産木材の利活用や循環型木材産業モデルなど、地域や環境への貢献を目指した取り組みについて話を聞き、木材加工工場内の見学も行いました。同社の課題として木材の端材の活用について挙げられ、新たな活用方法について学生の柔軟な発想でのアイデアが求められました。

今後、フィールドワークの内容を踏まえた南砺市や事業所への提案を検討し、11月には提案発表会を開催する予定です。

【訪問事業所(50音順)】
CASA
合掌かずら
㈱斉藤組
だれでもハウス「めぐみ」
チューモク㈱
トレボー㈱
㈱なんとエナジー
南砺市観光協会
南砺市クリエイタープラザ
南砺市 南砺で暮らしません課
南砺市友好交流協会
南砺森林資源利用協同組合
Funny’s Kitchen
福野家守舎
道の駅福光

Funny’s Kitchenを運営される大河原さんの話を聞く学生

子どもが「食事1人分」と交換できるフードリボン

チューモク㈱訪問グループ

工場内の見学を行い、実際に木材の端材を確認

 

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