11月1日(月)、南砺市内の企業や北陸電力、南砺市など20者が共同出資して、エネルギーの地産地消や地域課題の解決を目指す地域新電力会社「株式会社なんとエナジー」が設立されました。

新会社は、北陸電力から電力供給を受けながら、市内の小水力発電やバイオマス発電、太陽光発電などからも電力を調達し、来年4月から市の公共施設や一般家庭を対象に電力小売りを開始予定。2年後の黒字化を目指し、収益の一部は公益財団法人南砺幸せ未来基金に寄付することで、地域の課題解決に役立ててもらう計画です。

また、南砺市と株式会社なんとエナジーは、SDGs(持続可能な開発目標)の推進に関する包括連携協定を締結し、二酸化炭素排出ゼロを目指す「ゼロカーボンシティなんと」の取り組みを推進するとともに、経済・社会・環境の3側面の調和がとれた持続可能なまちづくりを進めるため、相互に緊密な連携・協力していくことを確認しました。

1日には福野文化創造センターで新会社の設立総会と協定締結式、記者会見が行われ、同社の北川智之社長(北川電機商会社長)は「地域への再生可能エネルギーの普及やエネルギーの地産地消による地域内経済循環と地域課題の解決を実現したい」と抱負を述べ、田中市長は「“ゼロカーボンシティなんと”の実現やスマートシティの構築など、市と目指す方向は同じ。協力して一緒に取り組んで行きます」と話していました。

関連リンク:株式会社なんとエナジー

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